中国、2026-2030年5カ年計画における炭素目標と新排出規制の計画を発表

「中国国務院は、2026年から2030年の5カ年計画（FYP）期間において、炭素排出目標を「二重コントロール」システムの下、国家経済・社会発展アジェンダに組み込むという新たな作業計画を発表した。

国務院の計画は、2025年までに、炭素排出の総量と原単位をコントロールするメカニズムの構築を加速させ、統計・会計、炭素排出の監視・測定における中国の能力を向上させることを目指している。その後、中国は第15次5カ年計画期間中（2026-2030年）に、炭素排出原単位の抑制に焦点を当てたメカニズムを構築する。排出原単位が主要な対策であることに変わりはないが、総排出量の抑制がそれを補い、それ以降は排出量の抑制に重点が移る。炭素排出量がピークに達した後（2030年）、メカニズムの焦点は総排出量の抑制に移る。