ウクライナ とモルドバ の電力網が大陸ヨーロッパグリッドと同期化することに成功した。
ロシアの統一電力系統をはじめ、カザフスタン、キルギス、ベラルーシ、アゼルバイジャン、タジキスタン、グルジア、モンゴルの国内ネットワークを含むIPS/UPS電力系統(旧ソ連系)と同期していたウクライナとモルドバは、ロシア軍がウクライナに攻撃を加えた2022年2月にロシア、ベラルーシのネットワークから電力系統を切り離した。その後、ウクレネルゴは、2023年に予定されていた欧州電力系統との緊急同期を申請した。
ウクライナの送電システム運用会社(TSO)であるウクレネルゴは、将来の相互接続の条件に関する協定が締結された2017年から、欧州送電システム運用会社ネットワーク(ENTSO E)との同期に向けた電力システムの準備を進めてきた。モルデエレクトラは、モルドバの送電網を運営している。
ウクライナは電力の純輸出国(2020年には2.4TWhの純輸出)である。モルドバは電力の純輸入国(2019年には0.6TWh)である。
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