日本の電力会社である中国電力は、日本の南西部に位置する松江市近郊にある島根原子力発電所の2号機(789MW)を再稼働させる計画を発表した。中国電力は、2024年6月に核燃料の装填を開始し、2024年8月に原子炉を起動し、2024年9月に商業運転を開始する予定である。
同原発は計3基で構成される。1号機(439MW)は1974年に運転開始され、2015年に廃炉となった。一方、2号機は1989年に運転開始されたが、2011年の福島原発事故後に運転を停止した。現在、1,325MWの3号機が建設中である(2005年以降)。
2023年6月、日本の国会は、温室効果ガスの排出を削減し、日本の十分なエネルギー供給を確保するため、日本の原子炉が現在の制限である60年を超えて運転できるようにする法律を制定した。2023年2月、日本政府は新たな先進的原子炉の建設に道を開く新政策を承認した。
福島原発事故後、日本の原子力発電への依存度は低下し、2010年には電源構成の25%を占めていたものが、2015年には1%にまで低下し、2021年には6.7%まで戻っている。事故以前は、17の発電所に54基の原子炉があった(2010年には49GW、2021年には33GW 。
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