「カナダの地域電力会社オンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)は、10億カナダドル(7億3,000万米ドル)を投じて、ナイアガラ・フォールズ(オンタリオ州)にある合計容量170万kWの水力発電所を5基まで改修する計画だ。サー・アダム・ベックIおよびII水力発電所(446MWおよび1499MW)では、最大25ユニットが改修され、50MWの容量が追加される。さらにOPGは、23MWのデチューI水力発電所と144MWのデチューII水力発電所の将来計画の策定を検討している。
2023年末時点で、OPGはオンタリオ州で合計7.6GW以上の容量を持つ66基の水力発電所を運営しており、2023年には34TWhを発電した。同社はまた、15億カナダドル(11億米ドル)を投資して、ピッカリング原子力発電所(2GW)の4基を改修する予定である。
2022年、水力発電はカナダの設備容量の53%、総発電量の61%を占める(2023年は58%)
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