セネガルの国営企業ペトロセンは、ダカール(セネガル)の南約100kmに位置するサンゴマール油田に、レオポルド・セダル・センゴール浮体式生産・貯蔵・積出設備(FPSO)が到着したことを発表した。FPSOは1.3mblの貯蔵能力を持ち、100から125kb/dの原油を処理する予定である。この船は水深780mのサンゴマール油田に留まり、2024年半ばまでに原油生産を開始する予定である。
サンゴマール油田(旧SNE油田)は、ウッドサイド社(オペレーター)とソシエテ・デ・ペトロル・デュ・セネガル社(PETROSEN)からなるルフィスク・オフショア、サンゴマール・オフショア、サンゴマール・ディープ・オフショアのジョイントベンチャーによって開発されている。Woodsideは、Cairn EnergyとFARの株式を引き継ぎ、Sangomar開発鉱区の82%、残りのRSSD評価鉱区の90%を所有している。