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フィリピン、初のLNGターミナルの試運転貨物を受領

「フィリピンは、Vitol社が供給する162,000m3のLNG船Golar Glacierによって運ばれた、まさに最初のLNG貨物を受領しました。このコミッショニングカーゴは、まず浮体式貯蔵装置(FSU)イシュの冷却に使用され、その後、マニラ近郊のバタンガス湾で間もなく始まるフィリピン初のLNGターミナルの試運転に使われる予定です。この最初のLNGカーゴは、国内の電力会社であるサンミゲル・グローバル・パワー社が、バタンガス州にある120万kWのイリジャン・ガス火力発電所の運転に使用される予定です。

フィリピン初のLNGターミナルは、アトランティックガルフ&パシフィック社(AG&P)と大阪ガスが建設中で、年産3Mt(4.1bcm)の浮体式貯蔵・再ガス化装置(FSRU)と陸上ターミナルで構成されています。また、2023年には、FGEN LNGと東京ガスが開発した5Mt/年(6.8bcm/年)のFSRUによる第2のLNGターミナルがバタンガス州に建設される予定です。

2024年から2027年にかけて枯渇が予想されるマランパヤガス田を筆頭に、国内のガス資源の枯渇により、フィリピンは以前からLNGプロジェクトを増殖させており、現在、全国で7つのLNGプロジェクトの開発を計画しています。

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