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ケベック州(カナダ)、2040年までに建物の暖房システムの脱炭素化を目指す

「カナダのケベック州政府は、2040年までに住宅、商業施設、施設(新築・既存)において化石天然ガスを段階的に廃止する計画を発表した。この計画は、エネルギー販売業者と協力して策定されたもので、2025年に協議が開始される石油炉と再生可能ガスの割り当てに関する規制の改善を定めている。

具体的には、地域の天然ガス販売会社Gazifèreが2025年1月に建物部門全体の脱炭素化計画を提出し、2026年1月に実施される予定のOutaouais地域(ケベック州西部)を除き、地域の既存の石油炉規制は、その範囲を拡大し、特定の住宅(600平方メートル以下、3階建て以下)への天然ガス炉の設置を禁止する。一方、販売会社は、住宅、商業施設、施設消費者に供給される再生可能エネルギー源のガス量を100%に増やすことが義務付けられる。

この措置は、温室効果ガスを排出するすべてのエネルギーを考慮し、2030年に同州の暖房用化石燃料からの温室効果ガス排出量を半減(1990年比)させることを目標としている。カナダは、2050年までに温室効果ガス排出量を正味ゼロにすることを目指している。」
 

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