「オーストラリアの鉱業会社オーラ・エナジー社は、モーリタニア最北部に位置するティリス・ウラン・プロジェクトを建設・操業するための最終許可をモーリタニア政府から取得した。同社は、2025年第1四半期までにプロジェクトの最終投資決定(FID)を行う予定である。
オーラ・エナジー社は、将来のウラン生産量に制限を設けず、当初目標とした年間U3O8生産量2百万ポンド/年(769 tU/年)を超える将来の生産量拡大の可能性を含め、操業に柔軟性を持たせる。モーリタニア北東部のサハラ砂漠に位置するティリスは、2008年にオーラ・エナジー社によって初めて発見され、同地域で初の大規模なカルクリートウランの発見となった。
2023年末現在、モーリタニアはまだウランを生産していないが、26,000トンのウラン資源があると推定されている。」