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ヴィングループ、2035年までにベトナムで52.5GWの再生可能エネルギーとLNG火力発電プロジェクトを計画

「ベトナムのコングロマリットであるVingroupは、今後10年間にベトナムで大規模な再生可能エネルギーとLNG火力発電プロジェクトを開発する計画を提出した。ヴィングループは、250億~300億米ドルの投資を必要とするこれらのプロジェクトを、ベトナムの電力開発計画VIII(PDP8)に統合することを提案している。

ビングループの提案は再生可能エネルギー開発に重点を置き、2025年から2035年の間に4,750万kWの導入を目指している。第一段階は2025年から2030年までで、2050万kW、投資額200億~250億米ドルを見込んでいる。これらのプロジェクトは、風力と太陽光のポテンシャルが高い場所を優先する。さらに、ヴィングループはハイフォンで55億米ドルを投じて5GWのLNG火力発電所を開発することを提案している。この構想は、ビングループにとってエネルギー分野への初のベンチャーである。

2025年2月、ベトナム商工省は同国のPDP8の新たな改訂版を提案した。それによると、2030年までに全国の総設備電力容量は211.8GWに達し、2023年に承認された旧版のPDPと比べて56.2GW増加するとしている。改訂されたPDP8では、再生可能エネルギー設備の増強も計画されている。」